Google AdSense で ads.txt の警告が出る場合の対処方法

Google AdSenseでads.txtの警告が出る場合の対処方法 サイト運営

Google AdSense で、

要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。

という警告が出る場合の対処方法をご紹介します。

  • ads.txt は自分のサイトで他人が勝手に広告を出せないようにするもの
  • ads.txt を Google AdSense のサイトからダウンロードしてサイトトップに置けばOK
  • 私の場合、修正して警告が消えるまで一週間以上かかりました

警告が表示される理由

Google AdSense に登録している Webサイトに ads.txt が設置されていないか、設置されていても書き方が間違っていると警告が表示されます。

ads.txt の書き方が間違っていないかどうかは、Ads.txt チェッカー というツールが無料で公開されており、このツールを使って簡単に確認できます。

ads.txt とは

サイトの所有者を明確にし、第三者による不正広告表示を防止するためのものです。ads.txt には サイト運営者のIDや関連情報が記載されていて、Googleなどの広告を配信する側はそれらの情報を照合して所有者を確認し、広告を配信します。

ただし、ads.txt に対するポリシーは広告システムごとに異なっているので、自分が利用している広告システムのポリシーを確認してください。

例えば Google AdSense の場合、強くおすすめしているだけで必須ではありません(2020/07/29現在の情報です)。言い換えれば「設置しなくてもいいけど、あなたのサイトに他人の広告が掲載されても知らないよ」という感じでしょうか。

ads.txt に関するガイド - Google AdSense ヘルプ
ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB Tech Lab によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテ

ads.txt の設置場所

次のようなパスになるようにファイルを設置します。

https://(サイトのドメイン名)/ads.txt

ここのサイトの場合、https://dekuno.blog/ads.txt です。

注意

Google AdSense 以外の広告システムを利用していて、ads.txt を設置済みの場合、以下の手順をそのまま実施すると、既存の ads.txt ファイルを上書きしてしまうため、ads.txt ファイルは上書きせずにファイルの中身に追記するようにしてください。

ads.txt を設置する手順

1.Google AdSense にログインし、警告の右の方の[今すぐ修正]をクリックします。

ads.txt 警告画面

2.ダウンロードをクリックし、PC に ads.txt をダウンロードします。

ads.txt ダウンロード画面

私はレンタルサーバーに ConoHa WING を利用しているので、ConoHa WING での手順をご紹介します。

(追記 2020/09/17)ConoHa WING では 2020/09/15 よりコントロールパネルから ads.txt を簡単に設定できるようになりました。詳細は以下のリンク先をご覧ください。

ads.txt設定を使う|ConoHa WINGサポート
ConoHa WINGのご利用ガイド、よくある質問などの各種サポート情報をご案内しています。ConoHa WINGは便利なご利用ガイドと専任スタッフのサポートで安心してご利用いただけます。

ConoHa WING についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

3.ConoHa のコンソールにログインし、[サイト管理]→[ファイルマネージャー]をクリックします。

ConoHaのファイルマネージャーを開く画面

4.画面左から[public_html]→[dekuno.blog(あなたのドメイン名)]をクリックすると、index.php というファイルのあるディレクトリが開くので、そこへ ads.txt をドラッグ&ドロップします。

ConoHaでads.txtをアップロードする画面

手順は以上です。

警告はすぐには消えませんが、それが普通です。消えるまでは数日かかります。私の場合、消えるまでに1週間以上かかりました。

もし2週間経っても警告が消えない場合は、ads.txt が正しく設置できているか確認してみてください。

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