FMトランスミッター VicTsing BH378A を使ってみました

FMトランスミッター VicTsing BH378A を 使ってみました レビュー記事

FMトランスミッターを使うと、スマホの音楽やカーナビアプリの音声をカーオーディオから聞けるようになります。

FMトランスミッターは、FMを受信できるカーオーディオとシガーソケットがあれば使えるので、ほぼすべての車で使えます。

FMトランスミッター VicTsing BH378A を Amazon で税込み 1,820円 で購入し、実際に使ってみましたので、使ってみた感想をご紹介します。FMトランスミッター購入のご参考になれば幸いです。

  • お手持ちのスマホがQC3.0に対応しているなら、セールを狙って購入するのがおすすめ
  • シガーソケットの位置によってはLEDパネルが見にくくなる点に注意
FMトランスミッター VicTsing BH378A の写真
VicTsing BH378A の写真

機能

カタログ上の主な機能は以下です。

  • 周波数範囲:76MHz – 90MHz
  • microSDカード、USBメモリの音楽ファイルを再生可能(どちらも32GBまで)
  • 対応オーディオフォーマット:MP3, WMA, WAV, FLAC
  • Bluetooth 5.0
  • QC3.0 急速充電
  • ハンズフリー通話に対応
  • 車載バッテリーの電圧を表示
  • LED6色(オフにもできる)
  • ノイズ低減機能

基本的な使い方

準備

FMトランスミッターをシガーソケットに差し込んで車のエンジンをかけます。

カーオーディオ側の周波数の設定

カーオーディオのFMラジオを使用する周波数に合わせます。このとき、ラジオが聞こえてくるような周波数は電波が干渉してしまうので避けましょう。

どの周波数にすればよいか迷う場合は以下の記事をご覧ください。

FMトランスミッター側の周波数の設定

中央のCHボタンを3秒以上押すとFMモードになります。CHボタンを回したり、早送り/巻き戻しボタンを押して周波数をカーオーディオ側と同じにします。

Bluetoothのペアリング

スマホの Bluetooth をオンにすると BH378 が見つかるのでペアリングします。

以上で準備完了です。試しにスマホで音楽を流してみてください。カーオーディオ側から音が聞こえますでしょうか?

音が聞こえない場合

スマホの音量を上げてみてください。スマホの音量が最大でも音が小さいようなら、FMトランスミッターのCHボタンを時計回りにひねって音量を上げてみてください。スマホとFMトランスミッターの音量が最大でも音が小さいようなら、カーステレオの音量を上げてみてください。

私の場合、スマホとFMトランスミッターの音量を最大にして、カーオーディオの音を普段より大きめにするぐらいがちょうどよかったです。

その他機能の使い方

ハンズフリー通話

中央のCHボタンで操作します。

  • 1回押し:電話に出る・電話を切る
  • 2回押し:リダイアル
  • 長押し:着信拒否

バッテリー電圧チェック

エンジンをかけると、LEDパネルに車載バッテリーの電圧が表示されます。

電圧の目安は以下の通りです。もしエンジン始動後も12V未満の場合はバッテリー交換時期です。

  • 12V未満:バッテリーの電圧が十分でない
  • 12.0V-12.8V:エンジン始動していないアクセサリーオン時の通常電圧
  • 13.0V-14.8V:エンジン始動後の通常電圧

この機能があるのを知らずに購入したのですが、外出自粛中にバッテリーが上がってJAFのお世話になった私としては、地味にうれしい機能です。

実際に使ってみた感想

スマホの音を聞く機能は申し分なし

ボリュームを若干あげなければいけないことを除けば普通に使えます。Amazon Music の音楽が聞けるようになったので、うちの子供は歌詞を出してカラオケのように歌ったりしています。

スマホ2台を同時に充電できる

USBポートが2つあるので、スマホを2台同時に充電できます。ただし、QC3.0急速充電に対応しているのは片方だけなので注意してください。

中央のボタンが邪魔でLEDパネルが見にくいが、ほぼ問題なし

私の車はシガーソケットが低い位置にあって差し込む向きも水平なので、運転している姿勢ではLEDパネルを見ようとしても中央のつまみが邪魔して表示が見にくいです。

ただ、LEDパネルを見る機会は少なく、エンジン始動時(バッテリー電圧チェック)、ボリューム調整時、周波数設定時ぐらいなので、私の場合は割り切って使っています。エンジン始動時はLEDパネルを下から覗き込めば問題ありません。ボリュームは常にMaxなので問題ありません。運転中は危険なので周波数を変更しないため問題ありません。

ペアリングできるスマホは1台のみ

Bluetoothでスマホとペアリングしているとき、別のスマホを持ってきて2台同時にペアリングしようとしてもできません。例えば、自分のスマホでナビ、奥さんのスマホで音楽、のように2台のスマホの音を同時に出すことはできません。BH378A だけでなく、他のFMトランスミッターも Dual Bluetooth を搭載していなければ同様です。

未検証の機能

ハンズフリー通話は検証中です。近日中に、iOSの電話アプリ、LINE、FaceTimeなどで使えるか確認したり、試行回数を増やしてから追記しようと思っています。

microSDカードや USBメモリは未検証です。そもそも音楽を移すのが面倒ですし、カーオーディオ側が対応していたりするので、あまり使わなさそうです。

ノイズ低減機能について、RV車のため車内が静かではなく、よくわかりませんでした。

急速充電機能について、私のスマホが対応していないため未検証です。

まとめ

手持ちのスマホがQC3.0対応している方には検討候補になると思います。Amazonのセールでよく安くなっているので、そちらもチェックしてみてください。

ただし、シガーソケットに差し込んだときにLEDパネルが見えにくくなるのは少し不便なので、シガーソケットの位置が低くて水平に差し込むタイプの車の場合、LEDパネルの向きを変えられるタイプのものも検討したほうがよいでしょう。

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