FMトランスミッターは使用する周波数帯を自分で設定できますが、どの周波数にすればよいか迷ってしまいます。
実は、適切な周波数は地域によって違います。本稿では地域ごとに空いている周波数をわかりやすくまとめました。FMトランスミッターの周波数を選ぶ際のご参考になれば幸いです。
- 地域のラジオ局と離れた周波数帯を使いましょう
- 予備の周波数を決めておくと安心です
- 空いている周波数を自動検知するFMトランスミッターを購入するのもあり
ラジオ局が使っていない周波数を使う
FMラジオ放送局の周波数帯と近かったりすると電波が干渉してノイズが入ってしまいますので、なるべくラジオの周波数と離れた周波数にするとよいです。
ラジオ放送局は地域ごとにたくさんありますので、以下に情報をまとめました。
最初にご利用地域を選んでください。地域のFMラジオ放送局によって使用されている周波数が緑のハッチングで表示されます。前後が広く空いている周波数を見つけましょう。前後が広く空いている周波数ならラジオによるノイズが入らなくなります。隣接する地域の状況も合わせてみるとより安心です。横軸は周波数の小数点より上の数字、縦軸は周波数の少数第一位の数字です。
地域ごとのFMラジオ局の周波数一覧
情報元:総務省|放送政策の推進|ワイドFM|全国民放FM局・ワイドFM局一覧
自分が使う周波数を2つぐらい決めておきましょう
ラジオ局によるノイズの心配はなくなりました。ただし、ノイズの原因はラジオ局だけではありません。近くの他の車がFMトランスミッターを使っていて、偶然周波数が近かったりするとノイズが入る可能性があります。そういう場合のために、普段使うのとは別に、補助的に使う周波数を決めておき、予めカーラジオにプリセットしておくとよいでしょう。
空いている周波数を自動検知するFMトランスミッター
また、自動で空いている周波数帯を探してくれるFMトランスミッターもありますので、予算に余裕があるなら、そういったFMトランスミッターを購入するのもよいでしょう。ただし、カーラジオ側も周波数を合わせないといけない点には注意が必要です。
まとめ
FMトランスミッターで使う周波数はラジオ局が使っている周波数から離れた周波数を使いましょう。ラジオ局は地域ごとに異なります。
運次第でノイズが入ってくる場合もあるので、その場合は周波数を切り替えましょう。事前に予備の周波数を決めておくと安心です。
空いている周波数を自動検知するFMトランスミッターもあるので、そういったものを購入するのも一つの手です。
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